去る3月22日(木)当委員会主催の研修見学会を開催しました。見学先は午前中にバイオエタノール製造事業の(株)DNS堺さま、大阪府エコタウン事業の取り組みを一般社団法人の堺臨海エコファクトリーズ協議会から説明を受けました。こちらの事業所は廃木材を原料として燃料用バイオエタノールを製造する世界で初めての施設であり、新たなエネルギーの製造・販売を通じて、化石燃料の消費抑制とCO2の排出削減に貢献されていることを知りました。
午後からは関西電力(株)・堺市共同実施の堺太陽光発電所および堺港発電所を見学しました。
堺太陽光発電所は日本最大級のメガソーラ発電所で敷地面積は約4万m2で甲子園球場5個分の広さがあり、一般家庭約3千世帯分をまかなうことができるとの説明を受けました。
最後の見学先である堺港発電所は2010年9月にコンバインドサイクル発電にリニューアルされ、従来比40%の効率アップ、30%のCO2削減を実現されました。
今回の見学会は再生可能エネルギーや最新の火力発電所を見学でき、これからのエネルギーや電気のあり方を考える上で大変、有意義な見学会となりました。